2016年はリオオリンピックが夏の最大の話題だったと思いますが、次の2020年の東京オリンピックが中止される可能性が出てきたと報道されました。中止条件は、東京五輪の招致で不正があった場合で、その場合はロンドンオリンピックになるなんていう噂も。
数回あるというオリンピック中止の過去を調べました。また、2020年の東京オリンピック中止を予言した人についても調べました。
初投稿が2016年5月だったので、2019年1月の最新情報となる財源不足の状況や、2019年3月時点のフランス捜査当局の話、2020年3月の新型コロナウィルスの為に延期された東京オリンピックの2021年新日程、新開催日の情報も追記しました。
オリンピック中止の過去を調べてみた!
2016年はリオオリンピックが夏の楽しみでしたが、同等以上に楽しみなのが2020年の東京オリンピックという人も多いのではないでしょうか。
※東京2020オリンピックは、2021年に開催される事が決定しました。日程は、後半いご紹介。
ただ、2020年の東京オリンピック開催が中止される可能性があるという噂も。
仮に東京五輪の招致で不正が見つかると、他国の開催に変更される可能性もあるのだとか。
※2020年の新型コロナウィルスの話は後半に追記しています。
過去のオリンピック中止の回や、中止の理由について調べました。
2016年のオリンピックが第31回で、2020年のオリンピックが第32回になるのですが、過去に中止されたオリンピックの数は3回あります。
それぞれの中止年度の理由は以下のとおり。
- 1916年第7回ベルリンオリンピック⇒第一次世界大戦の為開催中止
- 1940年第12回東京オリンピック⇒日中戦争、第二次大戦の為開催中止
- 1944年第13回ロンドンオリンピック⇒第二次大戦の為開催中止
過去の3回のオリンピック中止の理由は戦争によるもので、1944年以降はオリンピックは中止されていません。
1940年の東京オリンピック返上の補足
コメント欄から、詳細な情報をいただいたので追記します。
詳細は”東京オリンピック (1940年)”というウィキペディアに掲載されていますが、
日中戦争の影響等などを考え、日本政府が1938年7月15日の閣議で東京オリンピック返上を決定し、これを受け、日本オリンピック委員会がIOC本部に連絡した
というのが事実のようです。
その後、急遽ヘルシンキ(フィンランド)に変更になったものの、ヘルシンキ大会が第二次世界大戦の為に中止になった様子。
日本政府の閣議で東京オリンピックを自ら返上されたようですね。
オリンピックの開催地変更の実績は?
ただ、中止された3回の中に東京とロンドンの文字があるのは何かの因縁でしょうか。
また、オリンピックの開催地が変更になったのは過去の第12回東京オリンピックのみ。
変更理由は日中戦争の為なのだそう。
だから、もし噂が本当になって2020年の東京オリンピックが不正で変更となると、史上初の日本の汚点という事になりかねないわけで、不正がないという事を信じたいですね。
2020年東京オリンピック中止の可能性がでてきた?
※2020年の新型コロナウィルスの話は、この次のトピックです。
2019年1月追記。2019年1月11日に、
東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑でフランス司法当局が刑事訴訟手続きを開始した
といった報道がされました。
もう少し詳しくみてみると・・・
シンガポールのコンサルティング会社「ブラックタイディングス」に支払った約230万ドル(約2億3000万円)の一部が、選考に絡む国際オリンピック委員会(IOC)関係者に渡った疑いがある
とのこと。
要するに・・・
票をお金で買ってないのか?、賄賂だったのではないか?
ということで調査されているようですね。
ただ、JOC竹田会長は上記報道をうけて、公式に
不正はなかった
とコメントを出していて、2016年9月にも日本のJOCの調査チームは違法性はなかったと報告書を出しています。
本件は追加情報が分かり次第、追記します。
2019年3月追記。2019年3月16日に、
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が退任するかも
といった報道がされました。
日刊スポーツはじめスポーツ紙が上記内容を報道したのですが、続く2019年3月18日に
竹田恒和会長は任期満了となる2019年6月まで会長を務めて、その後退任される見通し
と発表されました。おそらく概ねこの通りになるのではないでしょうか。
また、公式に発表などあれば情報更新します。
話は変わりますが、2020年の東京オリンピック中止について予言した人がいるということなので、どういうことなのか調べました。
2020年東京オリンピック中止やロンドンの予言者は誰?
2020年の東京オリンピックの中止を予言した人がいるという事で調べました。
東京オリンピックの中止を予言したという人は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震を予言したといわれる松原照子(まつばらてるこ)さん。
ロンドンは関係なく、東京ではオリンピックが開催されない気がすると直感で感じたらしい。
ちなみに、ウィキペディアでは、松原照子さんの肩書は経営コンサルタント。色々とスピリチュアルや予言系で、8冊ほど書籍出版されている様子。調べた所、地震の予言も100%あたっているわけではないのが東京五輪開催の救いかもしれません。
理由は直感だけに、外れる可能性もあるのではないでしょうか。
ただ、上記以上に最近は、東京オリンピックの予算が膨らみすぎて開催できるのか?という声があるようなので詳細を調べてみました。
東京オリンピックの新型コロナウィルスによる影響は?
2020年3月追記。今迄、公式情報が少なかったので書いてませんでしたが、厚生労働省HPはじめ公式な対策が出てきているので追記しました。
2020年3月4日現在、中国の武漢から始まったとされる、新型コロナウィルスの影響により、2020年の東京オリンピックの中止を求める声も出てきています。
まず事実を最初にお伝えしますが、2020/3/4にIOCが緊急声明を発表しています。
全ての選手に東京五輪に向けた準備を続けるよう促す。IOC理事会は五輪の成功のために全面的に協力する
上記のように、現時点ではIOC理事会としては、東京オリンピックを実現させ、成功させる為に行動していくというスタンスを発表されています。詳細はコチラ(外部リンク)参照。
ちなみに、正式には、2020年5月下旬にIOCが東京オリンピックを実行するしないを判断すると発表されています。東京オリンピックの開会式は2020/7/24予定です。
また先日、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針(令和2年2月25日)が公表されましたが、「そもそもコロナウィルスとは何か?」「どう感染するの?」などといった質問については、新型コロナウィルスについての最新情報は厚生労働省Q&Aサイト(外部リンク)をご覧になってください。
日本国として公式に出されている情報なので、いちばん信用に値する情報だと思います。
時系列で、新型コロナウィルスの情報を2020/3/4時点の最新情報でまとめてみると、
- 中国の武漢市を起点として世界40カ国に広がり世界で8万人以上が感染
- 死者は3千人に迫る勢い
- 中国疾病対策センターによると4万4672人への分析で感染者のうち、80.9%は軽症、18.8%が重賞、4.7%が深刻な状態になり、2.3%が亡くなり、死者の96%は武漢市を含む湖北省で、この場所以外での致死率は0.4%。
- 2020/2/24の世界保健機関WHOと中国の共同チームによる発表では、全国の致死率は3-4%で、武漢市以外では0.7%
という感じで情報は常に新しくなるので、厚生労働省などの公式データを確認することをオススメします。ニュースメディアやTVは、情報が少なく、正しい情報がわかりにくいのでオススメできないです。出典元情報があやふやなサイトも。
1つだけ情報追記。可能性として、SARSや、毎年発生する季節性インフルエンザは春から夏にかけて終息していて、新型コロナウィルスも気温と温度が上がれば終息する希望的観測もあるものの、SARSより感染力が高い事がわかっているので、終息まで時間がかかるという情報も言われています。
厚生労働省をはじめ、公式なサイトから正式な信頼できる情報が入れば追記します。
2020年3月13日追記。
アメリカ大統領のトランプ氏が、2020年3月12日に東京オリンピックの開催についてホワイトハウスで記者団に、
- 可能なら1年延期するのがいい
- 安倍晋三首相には公式に提案するつもりはない
と、コメントされたことがロイター通信から発表があり、ヤフーニュースに掲載されました。
上記の通り、公式に提案するつもりはないと言われていますが、オリンピックの放映権を独占契約しているのが、米大手放送局のNBCという事から発言権が大きいアメリカ大統領の話なので、気になる処。
もし、米大統領が公式に安倍晋三首相に提案するような状況になると、それだけで事態は大きく動くことが予想されますが、本日3/13時点では公式に提案するつもりはないという話。
2020年3月16日追記。
直近で幻として大きいと感じるニュースが報道されていたので、情報を箇条書きにします。
- 3/12に日本経済新聞が「日本政府内で米国との意見調整を通した1年延期」の案が提起されていると報道(※日本政府内部の案の話)
- 3/12にドイツARD放送のインタビューに対して、IOC委員長のトーマス・バッハ氏が「7/24開会式に向けて全力で取り組む」としながらも、「もしWHOが大会の中止を要求したら?」という質問に対しては「WHOの助言に従う」と回答
- 3/17に先のバッハ会長が、各国競技団体や各国オリンピック委員会、選手に対して情報を提供するために、電話形式の緊急会合の開催を予定している
という状況。特に3/17に開催される緊急会合の話題はすぐニュースとして報道されると思いますが、もしかしたら大きな意味を持つ会合なのかもしれません。
2020年3月18日追記。
2つほど、重要トピックがあったので追記。
- 3/17にIOCの臨時理事会が行われ「大会まで4カ月以上あるこの時期に、重要な決断をくだす必要はない」として各国連競技連盟との電話会議で東京五輪の準備をする方向で一致したと、公式発表
- 同日の各国による電話会議でも安倍晋三首相が「完全な形で実現する」と発言し、主要7カ国もそれを支持した
ということで、実問題として競技種目によってはまだ最終選考が終わっていない競技もあるようですが、五輪開幕の7/24までに前向きに進めていく、というのが現在の最新情報。
2020年3月24日追記。
2020/3/24に安倍晋三首相と、IOCのバッハ会長が電話で会談し、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大を受けて、
2020/7/24開幕予定だった東京五輪を1年程度延期する方針で一致した
という事が、速報で報道されました。詳細な開催日程は今後の協議で決めていくそうですが、影響が大きいので確定情報の発表には相応の時間がかかることが予想されます。
現在、世界的に見ても、経済的にも大きな影響を世界に与えている新型コロナウィルスですが、最新情報も日々アップデートされているので、また新しい情報がわかったら追記します。
2020年東京オリンピックの新日程は?
2020年3月30日追記。
色々協議がされてきましたが公式に、
第32回オリンピック大会の開催日が、2021年7月23日から8月8日まで
と決定され、
パラリンピック競技大会の新しい日程は2021年8月24日から9月5日まで
と決定しました。詳細はこちらの、tokyo2020公式サイト(外部記事)をご覧ください。新日程に合意したと書かれていますし、日付をまず決めて、これから諸々の調整を進めていかれるのではないかと思います。
2020年東京オリンピックの現在の予算や変遷について
2020年東京オリンピックの予算が膨らみすぎて開催ができるの?という声があるようなので詳細を調べました。
先に、誤りますがこの問題は真面目に記述していくと普通に5000文字でも足りない長い話になるので、ポイントだけザックリとお伝えします。
まず、事実からですが、
- 2012年のロンドン五輪は費用が約2.1兆円
- 2016年のリオ五輪の費用が約1.3兆円
- 2013年の日本の招致委員会の予算は約7340億円
という話があります。
東京で安く開催できるなら、ということで招致が決まったとなると、話が違うじゃんって話になるような気もしますが、今はそういう世論の声は大きくは聞こえてこない感じ。
ただ、五輪の組織委員会は既に解散している五輪招致委員会の予算を「適切ではない」としているあたり、うまいのかグレーなのか、よくわからないことになっていますね。
で、2018-2019年現在ですが、国際オリンピック委員会(IOC)、東京都、政府、東京五輪の組織委員会の4者協議では、
2020年東京五輪・パラリンピックの予算は約2兆円
という認識がされていると報道されたり、予備費を覗いて1兆3850億円で大枠合意などと言われていますが、正直、結構、右往左往してて現状がぼやかされている印象もあります。
当事者じゃないとわからない部分あるでしょうが、それでも予算の3倍に膨れるのはダメだよねって感じますが、今後の展開が気になりますね。
ただ、今も建設費用がかかりすぎなのではないか、とか、もう少し縮小できるはずでは?という声があって、今も開催費用については議論がされているようです。
今も調整中だとは思いますが、既に2020年の東京五輪開催時のホテル予約も結構埋まっているという話も聞かれますので、早くスッキリして欲しいですね。
まとめ
2020年東京オリンピックの開催中止、ロンドンへの開催変更の可能性を知って、オリンピック中止の過去を調べました。招致の不正でオリンピック開催地域の変更は過去に一度も無いわけで、不名誉な展開になって欲しくないですがどうなるでしょうか。
正確な情報が入れば追記します。2021年東京オリンピックに期待したいですね!
最後、リオ五輪のテニスで銅メダルを獲得し、東京オリンピックでもメダルを期待されている錦織圭選手の飛躍のキッカケとなった出逢いを調べた当サイトの人気記事を紹介します。
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