テレビでもブレークしている『株主優待生活の桐谷さん』こと
七段の腕前を持つ元プロ棋士の桐谷広人。
その桐谷が、株主優待をはじめたキッカケが強烈。
同郷の升田幸三名人に弟子入り後、
米長邦雄に傾倒し、子分として仕えた桐谷だが、
米長による、ある仕打ちがキッカケとなり、プロ棋士を辞めたという。
その後、株主優待生活に。気になるその歴史をまとめました。
桐谷広人さんって?
元プロ棋士で七段の腕前を持つ桐谷さん。
現在は、株主優待だけで生活をしている桐谷さんとして
テレビで取り上げられ、ブレーク。
現在、桐谷さんが保有している株は約600銘柄で、
時価総額は1億5千万円という。
その中から、約400社の株主優待を受けていて、
株から得られる収入は、
配当金が300万円ぐらいで、優待は4~500万円ぐらい
とのこと。
株主優待生活の原点は婚約破棄?
桐谷は、同郷の升田幸三名人に入門した後、
トップ棋士米長邦雄に傾倒し、約20年傍で見てきたという。
週刊現代で、こう桐谷の言葉が綴られていた。
あれは確か1987年頃のこと。
当時、私は米長氏の愛人たちとの連絡役をやらされていました。私が師匠の米長氏に『故郷の広島に婚約者ができました』
と報告すると、『一度会わせろ』と言う。
ところが彼女に一目惚れした米長氏は、その後、足繁く広島に通って
彼女に婚約を破棄させ、代わりに自分の愛人にしてしまった。1994年、私に新たな婚約者ができた時も再度しつこく『会わせろ』と
言ってきて、結局私は再び婚約を破棄させられました。
その時、米長氏は私に、『以前の婚約者と結婚しろ』と命じました。
広島に行ってまで面倒をみるカネが惜しくなったのです。そこで私と結婚させることで彼女を東京に呼び寄せ、
愛人生活を続けようとしたのです。
同時に、私の新たな婚約者も愛人に加えようという魂胆でした。このようなことが続いた為、2007年に米長氏との師弟関係を解消。
「私が徐々に米長氏の本性を将棋関係者に語り始めたら、
米長氏から昼夜を問わず何百回も無言電話がかかってきました。
私は精神的ストレスが崇(たた)って入院を余儀なくされたのです。
なぜ米長氏の仕業と分かったかというと、
それまで同様の行為に及んでいる米長氏を見てきたからです」
なんとも突っ込みどころ満載です。
師の愛人の連絡役をやりつつ、1人目の婚約者は師に取られ、
2人目の婚約者とも婚約破棄させられ、師弟関係を解消した後も
師からの嫌がらせで、ストレスで入院って、嘘みたいな話ですが実話のようです。
棋士よりも株にセンスがあった?
棋士時代、バブル景気の影響により、
将棋の対局料よりも、将棋のレッスン料の方が高かったという桐谷。
株との出会いは、1984年で証券会社の将棋部の指導に行った事による
つきあいから、30万円で購入してすぐに5万円の利益が出た事だという。
30万円で購入した株式投資も順調に推移し、
一時は保有株は時価総額2億円に。
さらには、2005年小泉首相時代に自己最高となる3億円になったという。
その後、2009年には2008年に起きたリーマンショックで資産を減らし、
一旦5000万円をキルも、2013年にはアベノミクス相場にも助けられ、
再び時価総額1億4000万円に。
桐谷も様々な株式投資における、浮き沈みを経験し、
今は信用取引からは足を洗い、
投資戦略を『株主優待&配当』中心に切り替えたという。
桐谷広人の株主優待生活の秘訣やコツは?
書籍やセミナーもされている桐谷さんですが、
株取引の紆余曲折を経て、
自分なりの流儀が生まれてきたようです。
その流儀については、桐谷さん心得でまとめました。
管理人は、特に、このコトバは深いなぁ
って感じました。
「将棋は、相手の指す手に対する読みの深いほうが勝つ。株も同じ。円高やユーロ危機という局面で読みが深いと勝てる」
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まとめ
婚約者と2回も婚約破棄を経験したり、20数年好きだった将棋の道を捨てたりと、株取引だけでなく、人生も様々な経験をされている桐谷広人さんですが、それでも、このように結果を出されているって、元気を貰える話ですね。
私たちも、希望を持っていきましょう!