テレビで『株主優待券で生活する節約男』として取り上げられ、
そのライフスタイルと、64歳なのに猛スピードで自転車を
立ち漕ぎする姿がかわいいと人気の桐谷さんこと、桐谷広人さん。
30万円で始めたという株式投資は、ピーク時に時価総額3億円、
リーマンショックで、最大で5000万円。現在はその半分まで回復したという。
そんな桐谷さんの株式投資の心得をまとめました。
株と将棋に共通する大事なことは？
株主優待生活者になる前は、将棋のプロとして20年経験した元プロ棋士。
実は、将棋と株式投資でも共通するポイントがあって、
将棋は、相手の指す手に対する読みの深いほうが勝つ。
株も同じ。円高やユーロ危機という局面で読みが深いと勝てる。
と言います。
勿論、常に読みが当たるというわけにはいかないかもしれませんが、
深く考える、深く分析するという事は、どの世界でも大事な事のようですね！
基本的な心の持ちようは？
桐谷さんは、
『儲けようとしないことが大事』
と言われています。
『え～？なんで？』って思われるかもしれませんが、
特に初心者の方が儲かるって思いそうな銘柄は、
実は既に誰かが儲かり終わっていて、
値上がりのピークを過ぎていることが多いのだそうです。
特に初心者向けの心得２つ
特に初心者のうちは、
『一点集中買いをしないことが大事』
と、桐谷さんは言います。
万一でも、その企業が倒産したり、
おおきなスキャンダルがあったら、
大変な事になってしまいますから。
また、
『今高配当である理由を考えることも大事』
と言われています。
一時的な理由で高配当の場合もあるようです。
では、株式優待投資で一番大事な心得は？
管理人も共感した株式優待投資で一番大事な心得は、
『自分が必要としている株主優待を選ぶこと』
だと言います。
内容がお得だとしても、自分に必要で無ければ、意味が無いですものね。
これは、桐谷さんによると、高配当を狙うよりも、
初心者には大事な事だそうです。
その上で、株主優待だけで楽しめる銘柄を選ぶこと、が大事だと言います。
株主優待目的で４００銘柄を持つ桐谷さんのコトバには、
重みがあるのではないでしょうか？
桐谷さんが女性セブンで発言されていた内容ですが、
私が株主となっているスポーツクラブは家から離れているので、近くのスポーツクラブに現金で支払って利用しているのですが、そのお金は株主となっているスポーツクラブの利用券を金券ショップに売って得た現金なんです
私はマンションを借りているので、家賃は配当金や株の売却益で支払っています。 優待株を1000万円程度保有すると、私のように家賃以外には現金を使わないで生活できるようです
との事です。
そう考えると、優待目的で株を持つのも、素敵かもしれませんね。
桐谷さんのかわいい失敗経験
桐谷さんには、こんな失敗経験があったそうです。
以前、お付き合いしていた女性が、私の部屋に来ると何でも優待品を持って帰ってしまう人でした。ある日、僕が『田崎真珠』の優待でもらった、総額5万円ほどの真珠のピアスとイヤリングが入った袋を、彼女は勝手に開けてチェックして、必要な分だけ持ち帰っていた（笑）。また別の日には、新宿で食事をしていると、彼女が「優待券を入れている財布を見せてくれ」と言うんです。カバンから財布を取り出して渡したら、中を確かめて『かっぱ寿司』の券を全部抜いてしまって……。「少しでも返してくれ」と言ったんですか、ダメでしたね。それが彼女との最後の思い出です。
この経験で、「優待券はとられても、現金は大丈夫」という、貴重な経験だったそうです。
だから美人には懲りたそうです（笑）。
桐谷さんの自転車動画
テレビで自転車で猛スピードで立ち漕ぎする姿が評判を呼んだという
桐谷さんの立ち漕ぎ姿の動画をご紹介します。
http://youtu.be/blXbVe2rBF0
なんと、自転車を猛スピードでこぐ理由は、
消化しきれないほどの株主優待を使い切る移動のためだとか笑。
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まとめ
64歳ながらライフスタイルが注目されている桐谷さん。
目先の利益を追わず、自分に必要なものの株主優待のみを持ち、
株主優待で生活する。
こんな生き方も選択できる時代なんですね。
自分にあったペースで、株主優待チャレンジもいいかもしれません。
また、桐谷さんの強烈な絶望体験も特集しています。
