2015年1月から開始された草なぎ剛主演のドラマ『銭の戦争』。俳優は大島優子や木村文乃の女優陣や、大杉蓮や渡部篤郎、津川雅彦の演技派もいていいバランス。
原作が韓国のコミック『銭の戦争』で韓国でドラマ化されて国民的大ヒットになったというドラマ『銭の戦争』の結末をネタバレでご紹介します。原作の韓国ドラマでは最終回でどんな結末が描かれたのでしょうか?
銭の戦争のネタバレのあらすじ!キャストは?
草なぎ剛さん主演のドラマ『銭の戦争』もストーリー感や見方がわかってきて、面白くなってきましたね。主人公の白石富生がどう這い上がっていくのか?ストーリー的にどんな裏切りがあるのか?そして富生の恋模様は?も見処になるのかもしれません。
ただこのドラマ『銭の戦争』は1話目から連続して見ないとなかなかついていくのは難しいので、まずは日本版のドラマ『銭の戦争』のキャストやあらすじを紹介します。
ドラマ『銭の戦争』は、超ザックリ言うと、父親の借金により、お金に自分のエリート人生を狂わされた草なぎ剛が演じる主人公の白石富生の復讐劇をつづったドラマ。
物語の開始は、白石富生(しらいしとみお)が婚約者の青池梢(あおいけこずえ)との婚約パーティーをする処から始まります。東大卒の証券マンとして会社でも大活躍する白石富生にかかってきた一本の電話で築き上げた人生が崩れ落ちていきます。
富生が電話で知った借金を背負った父親の失踪、そして自殺。富生はそれまでに貯蓄してきた数千万円を父親の事業の返済に充てるもまだ不足。続いて、母親も病に倒れてお金がない状態に。資産家の婚約者の母親からお金を借りるかわりに『娘と金輪際会わないこと』という条件を出され、それを飲むしか無い立場の富生。婚約も解消されホームレスになる富生。
白石富生が『金で奪われた人生を、金で取り返す』と言って這い上がっていくというのが銭の戦争の大まかなストーリー。
銭の戦争の韓国の原作との違いは?
韓国の原作と調べた処、ここまでの話でも割と設定が異なる感じ。
韓国の原作では主人公が元々父親のカードでの借金を知っていたものの、ヤミ金にお金を借りていた父親の借金がとんでもなく膨らんで返済出来ない額になったという設定や、主人公の妹の結婚式の場に借金取り立てが来てとなってくる設定だったり、日本版では結婚を控えた妹はおらず、大学生の弟がいるなど、色々と事情にあわせてカスタマイズされている感じ。
特に、日本ではクレジットカード会社がCMスポンサーに多いので演出の工夫がされていると思われます。
全16話だったという原作の韓国ドラマ『銭の戦争』と全10話で描かれる日本版のドラマ『銭の戦争』の違いも楽しみたい方にだけ、この先のドラマ『銭の戦争』のネタバレの結末や最終回を紹介しようと思います。
注意!!
これ以降ネタバレを含みます。
まだドラマや本を読んだことがなくて、
内容を知りたくない
という方は読み進めないようお願いします。
銭の戦争のネタバレと結末!最終回迄の原作韓国ドラマのあらすじは?
ホームレス生活で、伝説のサラ金業者(日本版では津川雅彦さんの役)を知り、何とか試練を乗り越えて、事業をする手元資金を得た白石富生は、伝説のサラ金業者の弟子の赤松大介(渡部篤郎さん役)を紹介され、お金の稼ぎ方を学びます。
という処までが、日本のドラマ『銭の戦争』のストーリーですが、大筋は似てますが設定が大分違ってきて、ストーリーはここからかなり変わってしまうので、ザックリとした結末をご紹介します。
主人公の初めての取り立ての相手は恩師(日本では大杉蓮さんで娘が大島優子さん)。
恩師の娘は、借金を取り立てられる父の姿に心を痛め、借金を肩代わりする代わりに結婚してほしいという話を一旦受ける。
主人公の富生は、恩師の娘の顔を見て結婚式の最中、異議申立てをして、花嫁を連れ去る。
その後、恩師の娘は結婚式の慰謝料を請求される。そして、慰謝料返済の代わりにと、富生の元婚約者から働いている会社での会員リストデータ持ち出しを提案され、実行するも途中でヤメてしまう。そのデータは赤松が何故かゲットして保管。
主人公は、赤松金融のアッチ系の返済が滞っているお客から返済を得て得たお金を丸ごと、恩師の娘に無担保で恩師に渡し、さらに娘の慰謝料の件も無担保で貸す。
そして、富生は赤松が父親の借金の取立てをしていた事を知り、一度は赤松に殴りこみをかけるも失敗。
そうこうしている内に、父親の会社は、婚約者の母の策略によって、借金するべくして借金していた事を知って、今度は青池ファイナンス(ジュディオングが社長役)をターゲットとして、その罠を見破り、仕返しするも最後には、父親の会社の権利を20億円で青池ファイナンスから、赤松が買い取った事をしって・・・というのが第8話までの展開。
原作概要をザックリ書くと、主人公が債権回収が難しい顧客からうまく資金を作り、会社を買収しようとする人と絡みながら色々な裏切り劇が生まれてドタバタしていく感じで大筋は似てますが、日本版では青池ファイナンスと赤松金融のみの登場でわかりやすくしている感じ。また『お金を稼げば不幸になるものがいて当然』という価値観の人間が何を経験していくのか?など、この先の展開が気になります。
追記。ネタバレで、ザックリした流れをまとめました。
・トミオが幸せから絶望へ、父の死、母の病気
・(ネタバレ)実はトミオの父の会社を窮地に追い込んだのは、青池ファイナンスの会長
・トミオがホームレスへ。そして、伝説のサラ金屋に助けられる
・ミオ(大島優子)と先生(大杉漣)と出逢う
・ミオが結婚しかける⇒トミオが邪魔して破談。ミオに慰謝料
⇒トミオが借金肩代わりしてミオに貸しを作る(よく出来ましたノートでミオはお返し)
・トミオは赤松金融で働く、回収できないお金を回収してミオに貸す
・トミオは赤松から20億盗む
・赤松が回収できないお金を回収された輩を使い、ミオを拉致
・青池ファイナンスのコズエが会長(ジュディ・オング)の不正を知る
⇒赤松に盗聴され、ゆすられる⇒会長は自ら出頭して、会社を守ろうと…
という感じ。大分、原作とは違う感じ。
銭の戦争の結末は?
で、韓国ドラマ『銭の戦争』では最終回ですが・・・、主人公が恩師の娘と結婚するストーリーになっていました。『ほほ~』って感じですね(笑)。今回の草なぎ剛さん主演版では、どう描かれるのか?とても楽しみですね。
⇒追記.最終回や物語の着地はオリジナルの原作から、日本流にカスタマイズされた別モノで、最後はトミオはミオと結婚する事はなく、『お金の力に振り回されないように変わり』新しく人生を進んでいく、という風に描かれました。赤松にお金は返すが、国税局に脱税で通報して仕返ししてました。
でも最後の最後、トミオが貸し金庫にあるお金を赤松のように、お金の匂いかいでいるシーンで終了したのが思わせぶり。次回のドラマか特番か映画への伏線かも。続きがあるように見える終わり方でした。
ちなみに、韓国ドラマ銭の戦争のあらすじ1-16話迄読みきりたい方はコチラのサイトが詳しくてオススメ。 お時間がある方はどうぞ。
まとめ
ドラマ『銭の戦争』のネタバレと結末ですが、ザックリとした大筋のストーリーについては紹介しましたが、韓国の原作と設定が違ったり、話が飛びすぎていてわかりにくいですし、グロい演出などもあるので細かいネタバレは控えました。
でも、日本版『銭の戦争』が今後どのように演出されてストーリーが描かれていくのか?どんな結末になるのかドラマ『銭の戦争』を最終回まで楽しみに視聴しましょう!
⇒追記。最終回まで終わったので、ネタバレでまとめを追記しました。銭の戦争の次回はあるのか、気になる処です。